バルセロナ対チェルシー

今日は注目のマンUミランなど4試合の中からバルサチェルシーの試合を選んだ。どちらも好きな魅力的なチームである。チェルシーは怪我で出場が危ぶまれていたダフ・ドログバが出場していた。ゲームは前半からバルサが支配し、ロナウジーニョのテクニックなどでで積極的に相手ゴールを襲う。サイドからも中央からも攻撃を仕掛けるが対するチェルシーも守りに守る。スペースがほとんどなかったと思う。シュートをすることも出来なかったチェルシーだが30分過ぎにチャンスを迎える。相手ボールを奪い、ランパードに繋げるとランパードが相手DFの裏にボールを出す。そのボールをダフが上手くトラップし、ドリブルで持ち込むと左足のアウトサイドで中央にボールを出す。このボールをベレッチオウンゴールしてしまう。ダフのトラップで勝負が決まっていたのは言うまでもなかった。その直後もドログバがGKと1対1気味になるが枠にボールが行かない。アウェーだけに少ないチャンスを1つでもものにしたいものであった。しかし、チェルシーの戦い方は明確であった。守って守ってカウンター。するべくしてしたのかせざるを得なかったのか微妙なところではあったが(ほとんどなかったが)セットプレーでもないと得点を奪えないのではないかという雰囲気があったので先制点を取れてよかったと思う。結局、前半はシュート12本のバルサと2本のチェルシー。しかもチェルシーは枠内シュートが0であった。
後半も慎重に守っていたチェルシーだったが前半よりも前でボールを受けれていたと思う。しかし後半10分過ぎにドログバが2枚目のイエローカードを貰い退場になってしまう。ベレッチの不用意なプレーが原因だったがバルサとしては結果的に数的有利を生むことになった。
攻め倦んでいたバルサだったがイニエスタマキシ・ロペス投入後からチャンスを迎える。セカンドボールが拾え始めると左サイドのロナウジーニョからチャンスが数回生まれた。そして後半20分頃にロナウジーニョからのボールを中でエトーが貰い、マキシ・ロペスに繋ぐと最後はこのアルゼンチン人がシュートを決めて同点。1−1となる。押せ押せのバルサに対し、チェルシージョー・コールに代え、グレン・ジョンソン。さらに守備を増やす。ジョンソンはこの前のFA杯で最後GKやってましたね。FKを足で止めてた印象があります。
いつ逆転してもおかしくないバルサだったがついにエトーのゴールで逆転した。マキシ・ロペスのシュート性のボールをエトーが中で押し込んだ。すげぇ〜〜〜!!
マキシ・ロペスの交代は当たった!チェルシーは疲れからか遠目での守備が甘くなっていた。このゴールもマキシ・ロペスに対するギャラスのチェックが遅かった。チェルシーのDFは大混乱に陥った。試合は攻めるバルサと守るチェルシーという構図のまま進み、結局2−1でバルサが勝利した。後半はチェルシーはシュート0に対し、バルサは22本も打った。
しかしTVでセルジオ越後もしつこいぐらい言っていたがアウェーゴールは2倍のため2−2と言ってもおかしくなく、チェルシーとしては上々だったかもしれない。
勝ったバルサマキシ・ロペスには少々驚かされた。最近は欧州のチームの試合を見ることがあまりなかったために情報がなかった。ロペスはなかなか良い選手だった。バルサに移籍した時にヴェルディのBBS等ではあの森本に追い出されたロペスか?!という情報も流れたが彼はボカの選手でマキシ・ロペスはリ−ベルの選手だったので他人であった。
昨日のレアル対ユーベとは打って変わって今日はなかなか面白いゲームだった。チェルシーが守備的であったも面白いゲームであったね。