練習試合(対帝京大&対専修大)

昨日の練習試合を観に行かなかったので個人的には今年初の対外試合である。
しかも、場所は第2グラウンド。
ここに来ると去年の苦しい時期を思い出した。
既に口にすら出したくないがヤマタクや相馬・小林大の姿はない。
いるのはラモスチルドレンとカメラクルーだ。


まず午前中の帝京大学戦のスタメン
(前半)
         斎藤   松浦
      久場         広山
          菅原 小野
      三原 青葉 キローラン 柳沢
            黒河

チーム初シュートは広山だった。相手の前線からの勢いの良いプレスをものともせず、パス回しをしていると、すぐさま試合を支配。そして、小野の中盤からの浮き球に新加入の斎藤が飛び出してシュート。先制点を奪う。その後も右サイドを上手く使った攻撃や相手の真ん中が開いたところを中央突破など幅広い攻撃で支配。広山はラボーナを披露するなど余裕を感じた試合展開。左サイドの三原も果敢に攻撃参加し、前任者にはなかったようなナイスクロスを上げる。しかしこの絶好機に斎藤のヘッドはバーを越えた。それでも今日の三原は今後を期待させる内容であった。前半途中で負傷もベンチからの指示で前半は乗り切れということでプレーしていたが怪我を感じさせなかった。そうこうしているうちに2点目が生まれ、久場からのパスを松浦がドリブルを仕掛け、最後はまたも斎藤。練習生からの昇格で結果を出した。

(後半)
         飯尾   松浦
       佐藤?      永井
         菅原   喜名
     ムン 青葉 キローラン 柳沢
           黒河
(途中交代:菅原→久場、飯尾→小野)

後半は前半ほどの支配は見せず、見せ所のない試合になりかけていた。それでも松浦がペナルティーエリア内で粘り、佐藤?(背番号33番)にマイナスで折り返しシュートを放つも、相手DFに阻まれるなどチャンスも出てくる。またこの攻撃で得たCKを佐藤?が蹴り青葉のヘッドがゴールポストを叩くという場面もあった。そして再三チャンスに絡んでいた背番号33番の佐藤?は永井からのクロスを中で飯尾が落とし、そのボールをゴールに蹴り込む。3−0に。終了間際には柳沢から中央で永井がボールを受けてドリブル突破からシュートが決まり4−0。その後も右からの松浦のクロスを久場のヘディング折り返しに佐藤?のボレーがバーを弾くといった場面もあり、試合終了。

練習生の活躍が目立った印象があるが、小野・菅原のダブルボランチはボールも収まり、結構良かったと思った。ただそこからの展開やパスにミスもあった。
そして選手会長の柳沢はやはりスタメンで出る必要があると感じた。彼のコーチングや声はチームに必ず必要であり、実力で右サイドバックの座を奪って欲しい。


午後は専修大学
(前半)
          平本  バジーリ
         久場     大橋
           大野 金澤
        羽山 萩村 上村 藤田
             高木

大野からのフィードをバジーリオが右足でシュートも枠を外れた。これは個人的に何かを期待させられるものであった。するとその後、藤田からの右からのクロスをバジーリオがヘッドであわせ先制する。1−0となる。しかし、午後は前半のように試合を支配できない。専修大学のプレッシャーを受け、相手に攻め込まれる場面も多々。DFから出たボールを大野がパスミスし、相手にチャンスを与えてしまう場面も有り、自滅していた部分も大きい。何より、午後は中途半端なプレーが目立つ。すると「なぜか」相手に得点を許してしまう。相手が上手かったといえばそれまでだが緑がだらしないとも言えるだろう。負けること・失点することに敏感になっている緑サポの静寂は、この時期とはいえ怒りが含まれていたように感じられた。

(後半)
          平本     バジーリ
        大野         大橋
            菅原  金澤
        羽山  萩村  上村 藤田
              水原
(途中交代:バジーリオ→飯尾、平本→広山、萩村→キローラン

ボランチに菅原が入り大野が1列ポジションを上げたために中盤が落ち着いた。菅原の獲得を不安視する声も少なくなかったが、今日の出来ならまずまずの合格点といえそうである。また大野はボランチよりも前目でプレーした方が良いのではないかとも感じた。開始直後から攻め立てる緑は羽山からのクロスをバジーリオがヘッドで決め2−1に。また平もとの左からのクロスにバジーリオが切り返してシュートし、3−1。ハットトリックを達成する。
その後・・・・・・・・・・・・???
正直、強風と寒さ、コンタクトのずれから試合に集中出来ませんでした。
しかし、終了間際の金澤のミドルシュートは強烈な印象を残すものだった。中盤でパスを貰い、前が少し開いているのを見るや否や、すぐさま右足を振りぬかれたボールは綺麗な軌道を描き、ゴールネットを揺らした。4−1。試合終了。

一昨日の練習を見て

金澤のミドルが決まる場面が何度見れるか楽しみです!!

と今日のゴールを予感していた俺は奇跡か。というか本人の練習の賜物といえるだろう。

あと個人的に残念だったのがチームプレーに徹した大橋の良さが見れなかったことだ。しかし、彼の実力は折り紙月であり、問題ないと思いたい。
このチームがグアムキャンプを経て、チームがどうなるか楽しみである。
俺にとっては、しばしのお別れである・・・