東京ヴェルディ1969的2004年を振り返る

天皇杯を優勝という最高の形で終わった2004年シーズンを振り返ってみたいと思う。

もしウチのゴールマウスを大石尚哉(懐かしぃ〜)に任せていたらもっと酷いシーズンになっていたかもしれない。天皇杯決勝での名波のFKを止めた場面は俺の周りではゴールを決めたような騒ぎとなった。憧れの本並さんを超えたかもしれません。

リーグ戦・ナビスコ杯・天皇杯を合わせたらトップ(だと思われる)。
桜井が2位かな。一樹はとりあえずいらんファールをしないこと、なんでもかんでも振り抜いてシュートを打たないこと(セカンドの浦和戦を思い出せ!)を重点においてください。一樹の突破力は相手DFも恐れているでしょう。

Jリーグアウォーズでは森本が受賞したが戸川の頑張りも目を見張るものがあった。怪我があったので本物の新人王を得ることが出来なかったが怪我がなければ・・・まああのプレースタイルからいって今後も怪我は付き物だと思う。あと森本もあの年齢でよくやった!開幕戦での山西との1対1は忘れることはないだろう。

1年通じて彼しか指揮を取ってないのでこの賞は彼以外に有り得ないのだがヴェルディの歴史を見てもネルシーニョを越える監督だと思う(っていうのは言い過ぎだけどね)
これからも長く指揮を取って欲しい。
次からが訳のわからない賞の始まりです。

アツの居ぬまにレギュラー獲得。正直、今年の途中まではそんなに期待してなかった。2003年のデビュー戦を知っていたからだ。しかし彼の縦への突破が停滞気味だった中盤でのパス回しを活性化することになった。

ジーの教えで遠慮がちだったプレーは消え、彼本来の持ち味が出ることになった。シーズン途中までは途中交代や途中出場が多かったが最後の方ははフル出場でチームの中心となる。ヴェルディの若大将と言っても過言ではない。

決定的なパスミスを起こしたと思えば決定的なパスも出す。以前はパスミスばかり目立ち、プレーが遅いとの批判もあったが今シーズンはヴェルディパスサッカーの中心にいた。ナビスコ準決勝での退場でスタメンの座を失うかと思ったが戸川の怪我もありDFの中心で能力の高さを実感させる。その後、ボランチに戻っても長短のパス回しの中心となり、守備でも足の長さを生かしたパスカットを見せる。視野の広さも魅力だ。大悟が若大将なら、やしけんはヴェルディの「王様」。

飯尾がカムバックなんておかしいと思われるかもしれない。しかし俺にとって飯尾の最近の出来にはがっかりしていた。ただのダービー男かと。高校生として出場してたときの方が何かやってくれるんじゃないか?!って期待が持てた。そんな中、天皇杯になって出場が回ってくると一樹とのコンビで以前の飯尾に近いものを見た。川崎に戻ってもう一度、恐いチビがみたい。

守備で攻撃で、頑張りを見せてくれました。決して高い技術を持っているとは言えないが彼のひたむきさがチームを前に押し出す。キャプテンよ、次も頼んだ。

怪我で出遅れたエムボマスーパーサブとしての起用は正解だと思ったが彼は納得していなかった。ファーストステージでの東京ダービーで見せた跳躍力は忘れることが出来ない。
散々、ジーコの観光を付き合わされたアツ。ヴェルディとしては相馬という希望の星を見出したがゴール裏にはアツ好きがたくさん居た。残念でならない。セカンドステージの浦和戦で見せたFKは忘れることが出来ない。頑張れ。

とりあえずこれぐらいで。慶行とか米山もコメントしたかったけどこれ以上クドくなるのも・・・試合についてはまた後日。