韓国対トーゴ@ウルサンを思い出すFK

大学の研究会が21時半頃に終わり、もちろんそれから飲みに誘われるわけだが絶対に俺は行かない。ノリがとてつもなく悪い男と思われているはずだ。しかも理由が「韓国対トーゴが見たいから」と言えば、一般の日本人には理解しがたいのだろう。まあそうじゃなくても楽しくないと予想できる飲みなど参加できるほど色々と余裕はない。
大学から自宅まで1時間半。その間はサッカー関係の書物を読みふける。そして携帯サイトで韓国の結果を見る。「0−1」負けてるやないか。


自宅に着くと後半が始まる始まる直前で約10分後にチャンスが訪れることとなった。
ゴールほぼ正面でパク・チソンが倒されFKを得た。キッカーはイ・チョンスだ。俺の中で嫌な記憶が甦ることとなる。
ACLでやられたFKと似た位置やないか!
あのときよりも若干中央寄りだったがイ・チョンスは変わらず、殆ど同じ軌道を描いて、あの時と同じようにゴールネットを揺らした。「あ〜やっぱ奴はすげぇ〜や・・・」
緑はワールドクラスの相手を敵に回してサッカーやってたんだな、と改めて気付かされる。


韓国はその後、アン・ジョンファンのゴールもあり2−1で勝利。いつもなら韓国の勝利になど喜ぶはずのない俺も喜んでしまった。それは日本の不甲斐ない試合があったからかもしれない。またはACLで韓国に訪れた事で好きになったのかもしれない。理由はわからないが喜んでいる自分がいる。複雑な気持ちではあるが・・・