イタリア対アメリカ

アメリカが序盤から高い位置で積極的にプレスをかけ、サイドから効果的な攻撃を仕掛け、コンパクトなサッカーをやってきたので、もしかしたら勝ってしまうのではないか!という期待を持たせたが、先制したのはイタリアのセットプレー。イタリアは流れが悪かっただけに大きな1点かと思われた。しかし、それでも良いリズムでアメリカがサッカーを続けたので同点劇が生まれる。ただアメリカの得点は何でもないFKをイタリアのザッカルドの信じられないクリアミスがそのまま自分のゴールに決まったのだ。正直、大舞台でああいうプレーをやられるとやっている方も嫌になってくるだろうが、見ているほうとしても萎える。その直後、上手く行かない流れにイライラを募らせたのかデ・ロッシが相手選手への肘打ちで一発退場。イタリアは戦い方を変えなくては行けなくなった。もうここらへんではつまらない試合の典型だ。まあイタリアの試合では良く見る光景でもあるが。
しかし前半終了間際にアメリカも一発退場・後半開始直後にはもう1人が警告2枚で退場。つまり10人対9人でのサッカーだ。ここからはあわやアメリカ勝ち越し弾か、という場面もあったがオフサイドだった。イタリアは前線での動きが少なく、ボールが入らない。出しどころもなく、ピルロが孤軍奮闘しているようなイメージも受けた。
いや〜日本時間朝4時にキックオフでこのような試合を見せられて起きていた自分を褒めたい。それぐらいつまらない試合だった。
それにしてもサッカーと言うのは分からないスポーツだ。初戦はまあまあの出来だったチームが出来の悪かったチームに1人多いのに押さえ込まれるなんて。