関東大学リーグ@江戸川

いつものようにエルゴラッソキヨスクで買って電車に乗る。大学行って勉強する予定ではあったが、そのエルゴラをペラペラとめくると関東大学リーグの特集が。
そして今後の日程の欄

11月10日(金) 法大 VS 東学大 16:00 江戸川
         流経大 VS 国士大 18:10 江戸川

これは行くしかないな、と。
法政にはヴェルディ内定の井上平がいるし、国士舘には同じく内定の柴崎晃誠。そして流経大には強化指定で来てくれた飯田真輝がいる。
飯田以外はまともにプレーした姿を見たことないし、どれぐらいの実力なのか見たいということもあって江戸川に行くことに。


西葛西の駅を降りたまでは良かったが、自分の方向感覚の良さを過信しすぎたあまりキックオフには間に合わなかったが程なく到着。
すぐに井上平が出場していることを確認できた。
しかし優勝の可能性が無くなったチーム同士の戦いだからか勝ちに対する執念が見られない。特に法政は全体的に繋ぎの部分でのミスが目立ち、サッカーにならない。さすがに本田拓也は中盤の底で落ち着かせていたし、キックの精度が良いこともすぐにわかったが、チームの出来としては今ひとつ。それでも対する東学大はサイドの深い位置まで攻め上がり、そこから何度かチャンスを作っていた。


注目の井上平はあまりボールが入らなかったがフィジカルが極めて強いわけでも、スピードが極めてはあるわけでもないと感じた。それでも特徴は、と聞かれればポジショニングの良さやおとりになる動きや前からチェイシングする運動量、そして決定力か。
こぢんまりした柳沢敦に決定力を付け加えた感じか?いや、全然違うw
1試合しか見てないで何を評価しようとしているのかと自分に嫌気が差してきた。
ただ、あまりチャンスがなかった法大が2−0で勝ったわけだが2得点とも井上平の得点。1得点目は本田拓がグラウンダーのFKを蹴り、ニアで井上がヒールで合わせた得点でかなりキレイだった。2点目は相手のゴールキック奪ってサイドからカウンター気味の突破になったところで最後は中でフリーになった井上が合わせた。
あと1度、ヘディングシュートをバーに当てる場面があったが、井上はそれぐらいしか決定的なチャンスはなかった。




続いて流経大国士舘
注目はもちろん国士舘の柴崎だったんだが何よりも本日一番の強烈なインパクトを与えてくれたのが流経大のサッカー。
開始10分で国士舘に隙をつかれて先制を許すも、PK・FKで逆転。
相手に退場者が出てからは完璧に試合を支配し、パスの繋ぎの巧さはJ2でも通用しそう。結局7得点を奪い7−1で勝ったんだが相手を完膚無きまでに潰すという闘志が感じられ、何点リードしても飯田なんかは周りの選手を集中させていた。何か今季の緑にはなかった雰囲気が流経大にはあった。
鹿島内定の船山祐にはボールが綺麗に収まり、攻撃の起点になれたし、弟の船山貴も良い選手だ。FW相方の横浜に強化指定で行ってる難波もフィジカル強く、ポストプレーが上手い。ほとんどの得点に絡んだ平木もいいし、糸数って選手も地味に目立ってた。このチームありえない。
1試合しか見てないでなんだかんだ言うのも恥ずかしいが、流経大には良い選手が一杯居るぞ!緑のフロントよ!w


とりあえずそこそこ満足した今日。
そして明日は三ツ沢で横浜戦。
あいつらをJ1に上がらせるわけには行かないから、絶対に緑を勝たせる。
その緑。はっきり言って全員残ってくれとは思わない。
闘志なき者は去れ。どうせチームの骨格なんか全く出来ちゃいないんだから。