広山望の挑戦

此処ではない、何処かへ―広山望の挑戦

此処ではない、何処かへ―広山望の挑戦

今更ながら買って読んでます。
2003年の10月に出版された本ですがね。
まだ半分ぐらいしか読んでいないが、そこまではセロ・ポルテーニョでの活躍が書かれている。終わりまで行ってもモンペリエでの活躍まで。


個人的な受け取り方だはあるが、過去に起こった事実が淡々に述べられているだけかな、と思った。広山という選手の内面を理解するのはこの本では無理そうだ。ただ中田英寿など人気選手を追った本であれば出版社から多額の出資もあったのだろうが、広山とパラグアイでは多くの援助が得られないのも致し方なかったのかもしれない。
そういう部分も考慮するとまあ悪くはない本ではある。


イメージかもしれないが広山は考えの練られた人間だ。
インタビューでの受け答えなどを見ると正直凄さを感じる。
喋りに余裕が感じられるもの。
しかしあれが本当のプロなのだろう。メディアにまともに対応できない選手を見るとファンとしては悲しくなる。
バモス、広山!!
思えば今年のファン感で唯一俺が「頼むよ!」と声をかけた選手だった。
来季も期待してる。